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チェリーのデスク

光の当たり具合でキラキラと表情を変える杢の板で制作したチェリーのデスク。
天板と幕板と脚部は共に一本の丸太から木取った材を使った贅沢な仕上げ。
仕上がり厚57ミリの迫力ある2枚ハギの天板に負けないような脚部のつくりを提案し、お客様のご希望を伺いながら何度も打ち合わせを重ねた。
天板裏に反り止め用の吸い付き桟を2本入れ、正面右側に取り付けた引き出しはスライドレールを使用し、前板の下端に手をかける仕様。

* W 1950 x D 700 x H 730
* アメリカンブラックチェリー材
* オイル仕上げ
注文制作

制作のメモ

真鍮のプレート 
引き出しを取り付ける幕板部分の構造上、木製のコマが入らない箇所が生じるため、自作の金物を取り付けた。
家具金物として古くから使われる金属の「真鍮」を選択。
逆目 《 機械加工と手しごと 》
杢の現れた材料を機械加工する際、逆目はどうしても避けられず、平滑な面をつくるために最後は手工具の平鉋で仕上げる。